詳細
真狩村は、札幌市から南西に車で1時間半(冬道では2時間)蝦夷富士と呼ばれる秀峰羊蹄山(1898m)南麓に広がる自然豊かな農村地帯です。真狩村の人口は約2100人、最高時のほぼ半数となり、高齢化が進んでいます。村の基幹産業の農業では、以前は馬鈴薯、アスパラガスといった畑作物が中心でしたが、現在では、畑作物に加えて、大根、人参、食用ユリ、花ユリと言った園芸作物が主力となっています。特に食用の百合根は作付面積が32.3ha、総生産量610tで(平成21年)日本一の産地となり、関西方面に出荷されています。
村の過疎化・高齢化の進行に対し、村では農業の振興だけでなく、秀峰羊蹄山をシンボルとした美しい田園風景などの恵まれた自然景観と、良質な農産物を産出する肥沃な大地に恵まれた条件を生かし、観光産業の振興で都市と農村との交流人口の増大をはかり、田園都市の創造を目指した地域活性化施策を進めています。すでに、真狩温泉やそこに隣接して世界のユリ園、一流シェフを招き地元で採れた農産物を食材にしたフランス料理が食べられるレストランマッカリーナがあります。また、フラワーセンターでは、園芸植物や地域の特産品を販売するなど観光にも力を入れています。
ゆり姉さん
村の特産物・食用ゆり根にちなんで、真狩高校生から考案されたイメージキャラクター「ゆり姉さん」です。頭がゆり根。ピンクのシャツに赤のタータンチェックのスカートと乙女な服装。大きなつぶらな瞳がチャームポイント。真狩村のPRに日夜奮闘する、ゆるキャラの女王♪
(真狩村ホームページより)